術後、約3ヶ月が経過しました。DBSの刺激位置と電圧を3週間の間に3度変更されたようです。
今は落ち着いているようですね。
この記述を見るとつくづく、脳深部への刺激調整は難しいものなのだと思います。
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■4月中旬に再通院。
・調整前:右3.0V、左2.6V。
最近の傾向として、買い物に行きたくない、という感情が抑えられない。
必要なことはわかっているのに、純粋に行きたくない、という気持ちになってしまう。
出かけはするけれども、嫌で嫌で途中で戻ってしまうとか。
一度はなんとかレジまで通るも、袋に詰める時間がイヤでそのままかごを持って車に行き、荷台に買ったものをそのまま置いて、すぐ帰る、というような理由がよくわからない行動をしてしまった。
DBSの影響かもしれないと思う。
医師の見解は、脳の深部の刺激がそのような感情に反映されているケースかもしれない、ということで、刺激部位をひとつ深部から外部にずらし、電圧を上げてみる、という対策をとった。
・調整後:右3.1V、左2.8Vへ。
■4月下旬に緊急再調整。
・調整前:右3.1V、左2.8V。
刺激部位を深部から外部に変えたからか、すくみ足がひどく歩けない状態が続く。
刺激部位を元の深部に戻し、右の電圧を下げた。
・調整後:右2.8V、左2.8Vへ。
■5月7日に緊急再調整。
・調整前:右2.8V、左2.8V。
オフの状態でまったく動けなくなる状況続く。
底上げ効果がなくなった感じで、オンになる水面上(アセチルコリンとの拮抗ライン)にまでドーパが不足している気がする。薬を増やすか電圧を上げるかのいずれかが必要。
買い物がイヤになる気分については、もしそうなっても仕方ないという気持ち。
いまの状況のほうがつらい。
・調整後:右3.1V、左2.8Vへ。
■5月10日現在
・右3.1V、左2.8V。
安定的に生活ができている。昨日は買い物にも行ってみたが、4月初旬のような気分にはならず、今のところ安定している。
底上げ効果も十分発揮され、昨日は天気がよかったこともあってか、久しぶりに非常に好調、気分も爽快に活動できた。
電圧を上げた直後は、左半身(特に上半身)に、若干の多動がみられたり、多少こわばったりしたが、今はそのようなこともなく、順調。
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という状況のようです。